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第16・17回 データサイエンス公開セミナー (終了しました)

三重大学の教職員・学生がデータサイエンス・DX・AIに関する最新の話題に触れられる機会を作るためにデータサイエンス公開セミナー (DSセミナー) を開催します。

 

DSseminar16 DSseminar17

 

 

タイトル 日時 開催方法 講師 言語 定員 参加登録
Local Generative AI の衝撃
ー個人・企業・大学・学校現場における活用の展望ー

[学内限定]
12/13 (金)
13:00-14:30
メープル館3F
(および オンライン)
金子 淳 日本語 特になし 参加登録
生成AI活用による業務効率化事例
[学内限定]
12/18 (水)
15:00-16:30
オンライン 長 英一郎 日本語 特になし 参加登録

[お問い合わせ] jyohokikaku [あっと] ab.mie-u.ac.jp(国際・情報部DX・情報チーム: 木下 聡)

※ 全ての講習が参加無料です

『Local Generative AI の衝撃ー個人・企業・大学・学校現場における活用の展望ー』

  • 開催日時: 2024/12/13 (金) 13:00-14:30
  • 講師: 金子 淳 先生 (教育学部英語教育講座 教授)
  • 対象: 教職員・学生
  • 主催: 情報基盤センター
  • 開催方法: メープル館3F (および オンライン)
  • 参加登録(当日まで登録可能):

講演概要

生成AIがあなたのパソコンの中にある! このような生成AIを、Local Generative AIと言います。今や、そのような時代が幕を開けようとしています。これは何を意味するのでしょう? そして、どのようなことが起こるのでしょう? それをみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
 私はすでに自分のパソコンの中にいくつもの生成AIを入れて、日々の研究や教育に最大限、活用しています。自分のパソコンの中だけで動いてくれるので、インターネットに繋ぐ必要はまったくありません。これは、何が嬉しいのかというと、秘匿情報や個人情報が漏洩するリスクなしに、生成AIが存分に使えるということです。情報が漏れる心配はまったくありません。
 さらに、自分のパソコンの中で、自分が持っているデータを追加で学習させ、生成AIを自分好みに変えることもできます(ファインチューニング)。それにより、自分が活用したい分野(ドメイン)に応じて、自分好みの生成AI(モデル)を作り出すこともできます。
 今後、凄まじい勢いでLocal Generative AIが社会全体に広がり、浸透していくことは明らかです。その展望について、個人・企業・大学・学校現場の順に見ていきます。なかでも、おそらく最も大きな変革をもたらす可能性があるのは、大学や学校現場であるように思っています。なぜなら、教育機関では、秘匿情報や個人情報が漏洩するリスクがあるため、校務に生成AIを活用することには対して、二の足を踏むケースが多かったからです。その心配がなくなるわけですから、インパクトははかり知れないものになるでしょう。それゆえ、今回のお話は、特にそこに焦点を当てていきたいと思っています。なお、当然のことではあるのですが、生成AIを活用する際には、出力された内容が正しいものなのか、適切なものなのかを常に精査しつつ、活用していく必要があることは言うまでもありません。
 ちなみに、タイトルは2023年4月11日(火)に放送された、NHK「クローズアップ現代」「ChatGPTの衝撃 異次元のAIとどう向き合う?」のタイトルを踏まえて、付けさせていただきました。それくらいのインパクトがあるのではないかな、と思っています。

NHK「クローズアップ現代」
「ChatGPTの衝撃 異次元のAIとどう向き合う?」2023年4月11日(火)
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4768/

『生成AI活用による業務効率化事例』

講演概要

ChatGPTだけでなくClaudeやGoogle AI Studioなど生成AIを活用して業務を効率化できる事例を紹介する。

  • 広報チラシの作成
  • イベントのアイデア出し
  • 議事録の作成
  • 文書(挨拶文、詫び状など)
  • 財務分析
  • 情報収集の短縮化
  • プレゼン資料の作成
  • 外国人学生との会話翻訳
  • セキュリティー確保のための方策