2024年11月8日
自然科学系技術部は10月26日(土)に名張市教育センターで開催された「青少年のための科学の祭典」2024名張大会に~紫外線ビーズでブレスレットをつくろう~を実験テーマにして出展しました。
科学の祭典名張大会では面白い実験や工作、観察を行い、自然に関心を持ち科学を通して探求・創造する学びの場を提供することを目的にしています。幼児・小中学生から大人まで誰でも参加でき、体験は無料です。
今大会では22種類の実験ブースが出展し、600名を超える参加者が来場されました。
自然科学系技術部は紫外線が当たると色が変化するビーズを使ってカラフルでかわいいブレスレット作りを通じて、光や紫外線に興味を持ってもらえるような実験内容で出展しました。ビーズの色を選んでもらい、ビーズの配置を自らデザインすることで一人ひとり個性的なブレスレットが作れるよう工夫しました。ビーズの穴にゴムひもを通す作業に苦労した参加者も多かったですが、皆さん真剣なまなざしでブレスレット作りに励んでいました。
また室内では紫外線ビーズに色の変化が起こらないので、安全に配慮しながら紫外線ライトをブレスレットに照射することで色の変化を体験してもらいました。紫外線が当たるとビーズの色がピンク色や紫色に変化するので、参加した子どもたちはとても驚いていました。
自身で作製したカラフルなブレスレットを身につけた子どもたちからは「楽しかった」「おもしろかった」「色が変わるのがびっくりした」といった感想をたくさんいただきました。延べ161名にブレスレット作りをしてもらい、作製したブレスレットは各自持ち帰ってもらいました。
当日はあいにくの空模様。曇天だったので屋外でも紫外線ビーズの色の変化が分かりにくかったかもしれません。晴れた日に作製したブレスレットを持って屋外に出ていただき、日光に紫外線が含まれていることを体感していただければと思います。
科学の祭典を通して子どもたちが科学やものづくりの楽しさを体験し、好奇心をふくらませるきっかけになったのではないでしょうか。このような体験からの学びがこれからの時代を担う子どもたちの成長の一助になれば幸いです。
次年度以降も子どもたちが楽しみながら学ぶことができるイベントに継続して参加していきたいと思います。
※個人情報保護のため、写真の一部を加工して掲載しております。