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リスクアセスメント目次

リスクアセスメント実施マニュアル

1. 対象物質

実験・試験等で取り扱う化学物質がリスクアセスメントの対象物質であるかを確認します。 なお、確認方法は次のサイトをご覧願います。 安全データシート(SDS)の交付が義務付けられている※674物質(令和3年1/1現在)がリスクアセスメントの対象物質です。本学においては、約100種類以上の化学物質の取り扱いがあり、リスクアセスメント義務化の対象となっております。(例えば、ホルムアルデヒド、クロロホルム、キシレン、メタノール、アセトン等)。
また、作業環境測定の対象物質もリスクアセスメントの対象物質に含まれています。

2. シールの貼り付けについて

対象物質の容器に、「リスクアセスメント対象物質」と書かれたシールを貼り付けしていただくようお願いします。(↓の写真参考)。
リスクアセスメント対象物質に貼る用のシール

3. 業務の選定および実施者について

リスクアセスメントは対象物質を取り扱う業務(実験・試験等)ごとに、主に対象物質を取り扱うものが実施します。
対象物質1種類につき、作業頻度の多い業務や使用量(取扱量)の多い・危険と思われる業務について、最低1例はリスクアセスメントを実施願います。
リスクアセスメントの実施者は対象物質を取り扱う業務(実験・試験等)ごとに,主に対象物質を取り扱う者が実施願います。

4. リスクアセスメントの実施方法

リスクアセスメントの実施には福井大学ホームページ 化学物質リスクアセスメントマルチツールを使用します。(実作業時間は約3分程度です。)
上記作業を、現在取り扱っているリスクアセスメント対象物質に対し実施してください。

5. リスクの低減措置の実施について

法改正により、令和5年4月1日から、リスクアセスメント対象物は労働者がばく露される程度を最小限度にする(リスク低減措置を実施する)ことが義務化されました。
印刷した「結果の詳細」には、リスクレベルの判定手順、代表的なリスク低減措置等について記載されていますので参考にして頂き,リスクを低減するために有効な方策を検討し、実施をお願いします。