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ルールブック+印刷して遊ぶPolygoキット

Polygo(ポリゴ)とは?

「Polygo(ポリゴ)」とは、小さなパーツを組み合わせて相手より大きな輪を作る2人用の陣取りゲームです。格子の上での閉じた輪は、かくかく曲がった「多角形」になり、英語に直すと「polygon」です。ゲーム名はこの単語から名付けられており、名前の最後に「go(碁)」が隠れています。

必要な道具は碁盤(19路盤)・碁石・サイコロの3つです。(このページの一番下に、碁盤・碁石がなくても紙で遊べる「Polygo盤」へのリンクを張っています。Polygo専用のサイコロ、「Polygo Dice」の展開図も合わせてどうぞ。)囲碁と異なるのは最後のサイコロですね。

基本方針は囲碁と同じく、自分の色の石に囲まれた地を増やすことですが、Polygoで目指すのは「1つの大きな輪(ポリゴン)」です。一方のプレイヤーがポリゴン1つを作った時点で、試合終了までのカウントダウンが始まります。もう一方のプレーヤーにはポリゴンを作るための猶予が2ターン与えられ、ポリゴンが作れなければ負け、ポリゴンが作れたら、ルールに従って点を数えて、点が大きい方が勝ちです。
囲碁との主な違いを挙げると、

  • 置く石の個数は2~4個で、サイコロの目によって個数・形が決まる
  • 地を囲むための図形(ポリゴン)は、マス目の辺を共有していなければならない(ナナメにつないではダメ)
  • 地を囲む時、盤面の端っこは使えない

といったものです。相手に邪魔されながらも、こっそりポリゴンを作ろうと試行錯誤する過程は、五目並べに似ています。また、小さなポリゴンを作っても試合が終わらせることができるところは、麻雀に似ています。

Polygoの魅力

こちらの思い描くポリゴンを悟らせないように注意をそらしたり、邪魔するフリをして辺をつなげたりする。ここには、気づかれないようにポリゴンを作るスリルがあります。不意に小さなポリゴンを作って、大きなポリゴンへの野望をくじくことができれば、してやったりの爽快感があります。あるサイコロの目がでれば大きなポリゴンが作れるようなとき、同様にその目が出れば、それを邪魔できるとき、ポリゴンを作る側も、作られる側も、サイコロを振るたびに盛り上がります。ちょっとの「運」が残っているため、こどもにも勝機があります(たぶん)。

読み合い取り合いだまし合い、そして運と駆け引き。それが新型ボードゲームPolygoです。

詳しいルールは下の「Polygoドキュメント」にのせています。是非一度、お試しあれ!

ご意見・ご感想等

  • polygo[あっと]cp.cmc.osaka-u.ac.jp へメール下さい。

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