Improving Speaking Skills of Junior High school Students
(中学生のスピーキング能力の向上について)

64期 AII 類 M. H.

Introduction

 コミュニケーション能力の向上が求められる現代において、英語教師として何をすべきか。自分自身の経験を通して英語での自己表現能力を高めるには、英語を使って自分自身を表現する機会を多く生徒に与えるべきであると考える。そして、その一つの手段として、スピーキング活動の方法や内容について考察していく。

Chapter I

 この章では、スピーキング活動において大切なペアあるいはグループ活動の仕方、すなわち生徒の組み合わせについて考察する。生徒の人間関係を考慮しつつ、英語を話すことに対する不安を取り除き、協力して学ぶことで前向きな態度を育成する必要がある。

Chapter II

 スピーキング活動で取り上げるべき内容について考察する。学習指導要領には具体的な題材についての言及はなく、教師自身によって活動で扱われる内容は異なる。4つの検定教科書を考察し、それぞれの違いにも目を向ける必要もある。教師がスピーキング活動を作り上げる際に注意をはらわなければならない要素を以下の4つ挙げる。
・The inevitability of expressing themselves in English
・Topics connected to students
・Concrete situations
・Students' free choices

Conclusion

 効果的なスピーキング活動を作り上げるには、クラスの状況や人間関係を考慮して体制を作り上げること、また時に変化させる事が大切である。取り扱うべき題材としては、生徒との関連性を高め、必要性、具体性を伴ったものである必要がある。