The First and Second Language Acquisition in Infancy
(幼児期の第一・第二言語習得)

58期 AII 類 Y. Y.

Introduction

ほとんどの人が簡単に第一言語(母語)を習得することができるが、第二言語(外国語)は習得することができない。その理由について考察する。早期教育をする家庭が増えているが、どうしたら英語を効率良く習得できるかについて考察する。

Chapter I 第一言語

この章では、幼児がどのように第一言語(母語)を習得していくのかについて述べている。人は生まれてから5年ほどで第一言語を習得する。その言語発達についていくつかの説がある。私は3つの説に焦点を当て、考察する。また、虐待されていた少女の2つの例がある。彼女たちはそれぞれ13歳と6歳であったが、13歳の少女は完全に第一言語を習得できなかったということから、第一言語には、臨界期(習得できなくなる時期)があるということを明らかにする。

Chapter II 第二言語

この章では、第一言語(母語)はほとんどの人が習得できるが、第二言語(外国語)を完全に習得できる人はほとんどいない理由について考察する。その理由の1つは、第一言語と第二言語が似ているかどうかである。もう1つは、第一言語を習得していることで、第一言語を通して代に言語を見てしまうということでる。また、3つの実験を基に英語を習得するにはいつから英語に触れなければならないかについて考察する。

Chapter III 早期教育

この章では、ベネッセの調査を基に英語の早期教育の重要性について述べる。幼児は何事も興味・関心を持ち、失敗を恐れずに行動できるので、英語を習得しやすい。英語教室に行かせる理由についてもバイリンガルにしたいわけではなく、将来に役立てば良いと考えている家庭もある。

Conclusion

第二言語習得には臨界期があるので、幼児期から英語に触れさせることで習得しやすくなる。しかし、大事なのは子供が楽しい日々を送り、考えたり、自由に動きまわったりすることができる環境があることである。英語教室に通わせるのは英語に慣れる良い機会であるが、子供に苦痛を与えるほどであるなら止めたほうが良いと私は思う。