Merits and Demerits of Teaching English at Elementary Schools
(小学校英語教育の利点と問題点)

56期 AI 類 A. M.

Introduction

2011年から小学校の高学年において英語の授業が必修になります。しかし、小学校での英語の必修化については賛否が分かれている。そこで、小学校英語を支持する理由は何であるのか、また反対する理由にはどのようなことがあるのだろうかと考え、この論文を書こうと考えた。そして、メリットとデメリットを理解することによって、実際に自分が教える際、よりよい授業作りをすることができるのではないかと考える。

Chapter I

小学校英語が必修化に至るまでの背景について述べる。英語教育が小学校で取り入れられた背景には、教育的な意義だけでなく、親や産業界からの強い要望も関係している。

Chapter II

小学校英語反対者の立場からデメリットについて述べる。日本語教育との関連、異文化理解、英語教師などの観点から議論を行う。

Chapter III

賛成者の立場からメリットについて述べる。言語習得、異文化理解、コミュニケーション能力などの観点から議論を行う。

Conclusion

小学校英語の必修化については賛否が分かれているが、もう既に必修化は決定している。だから、反対意見を述べるよりも、小学校英語をよりよいものにするためにはどうすればよいか、ということを考える方が大切である。そのためには、教師がメリットとデメリットを理解し、よりよい授業作りに励まなければならない。