Teaching English Effectively to Young Children: An Activity-based Approeach
(子どもに対する効果的な英語教授法:活動に基づいた方法)

53期 A 類 H. S.

Introduction

近年では、小学校で外国語活動を取り入れることが多くなってきた。その中でも特に英語がよく扱われるようになり、子どもたちは歌ったりゲームをしたりすることで英語に触れている。しかし、子どもたちのほとんどは英語を話すことが初めてだと考えられるので、授業を行う際には彼らの興味を英語活動に引き付けるよう工夫しなければならない。本論文では、英語活動に基づいた効果的な英語教授法を論じていく。

Chapter I Activity-based Approach

英語活動による教授法は、子どもたちの英語を学ぶことに対する動機を高める、実際の場面を想定した英語コミュニケーションが行える、多くの英語に触れることができるなどの利点を含んでいる。英語活動を行うにはこれらを踏まえて、子どもたちの興味や関心を引き付けるような内容を扱わなければならない。

Chapter II Fun Activities

歌やゲームのような楽しい活動を交えた学びの場を、子どもたちに提供していくことが重要である。それには子どもたちの注意を英語活動に引き付けると同時に、新しい語句を学ぶよう促すことが必要となってくる。子どもたちが英語を学べて楽しいと感じるよう、授業者が実用的な場面を想定した学びの環境を作っていかなければならない。

Chapter III Process of Activities

授業の中で英語活動を行うためには、「導入・展開・まとめ」の3要素が必要である。導入では前回の復習、新しい語句の導入、展開では新しい語句の反復練習、そしてまとめでは、授業で学習したことの振り返りをすることが望ましい。また活動を変えることで、子どもたちの集中力を保つ、クラスを良い雰囲気に保つ、子どもたちに英語を学ばせるよう授業者が主導権を持つことが期待できる。

Conclusion

多くの英語に触れ、実用的な場面で子どもたち同士の言葉のやりとりが活発に行われることが、小学校段階の英語活動で必要となってくる。子どもたちが英語に興味を持ち、自分自身を英語で表現することをできるようにさせるのが、私たち授業者の役割である。