A Study of English Words from the Viewpoints of Neologisms, Word Formation and their Popularity
(新語、語形成、大衆性という観点からの英語における語の研究)

62期 AII 類 Y. O.

Introduction

 新語、語形成、大衆性という観点から英語における「語」を研究し、「語」の知識を深め、これまでの価値観を一新する。

Chapter I Definition

 本論で使用する語形成の3つのカテゴリー(derivation, compounding, blending)について、数名の言語学者や、英語辞典による定義などを用いて確認する。

Chapter II Grouping and Arrangement

 ここでは、その日に注目された語をピックアップしているウェブサイトから過去5年間に取り上げられた語(1291語)を調査対象とし、3つの条件を課してグループ分け、分類をした。
 条件1: 複合語とその他の比率を調べる。
 条件2: 調査対象をone word に絞り、派生語とその他の比率を調べる。
 条件3: 調査対象をone word に絞り、複合語と混成語の比率を調べる。

Chapter III Analysis

 ここでは、chapter 2 の結果を分析した。条件1では複合語が圧倒的に多かったが、条件3では混成語の方が、複合語よりも2倍近く多かった。これは、混成語の生産には、スペリングや音韻的、意味論的な適合性など、いくつかの障害があり、その障害を乗り越えて生み出されたからこそ、生産過程がシンプルな複合語よりも注目を集めた要因であると考えた。

Conclusion

 本論における研究は、調査対象とした語や、その定義など、「語」の研究としては非常に限定的な見方をしているため、研究結果や分析などが偏ったものになっているが、今回の研究を通して、語に対する知識が深まり、私の中で語の価値観を変えることができた。