To What Extent Jokes Are Important for Us
(我々にとってジョークはどの程度重要か)

59期 AII 類 Y. K.

Introduction

ジョークとそれに伴う笑いは人々の生活文化から切り離せないものである。ジョークがどのように人々の生活とかかわっているかを取り上げる。ジョークのターゲットになるものを分析し、人々のジョークに対する態度を調べる。また、ジョークやユーモアなどが生み出す笑いについての効能の面からも取り上げる。

Chapter 1 People Live with Humor

ユーモア学の歴史について調べ、人々がどのように笑いと向き合ってきたかをたどる。どの時代の人間も、ユーモアと共に生きてきたことを確認する。

Chapter 2 Several Kinds of Sense of Humor

ユーモアの範疇にはジョークだけでなく、Riddle、Taletell、Wit、Humorなどがある。それぞれを大まかに説明し、それを扱う適切な年齢を取り上げる。このようにユーモアはそれぞれに使える年齢の違いがあるといえど、子どもから大人までが楽しむものであることを確認する。

Chapter 3 Victims of Jokes

いくつかのジョークを次のように分類し、それぞれのターゲットや人々がなぜそれをターゲットにするのかということを分析するため、社会的背景、集団心理、文化やステレオタイプについて考える。

  1. Jokes of powerful people
    1. Lawyers
    2. Doctors
    3. Politicians
  2. Ethnic jokes
  3. Man and woman; jokes of human folly

Chapter 4. Functions of Laughter Caused by Jokes

笑いが生み出す効能を、医学的、精神的、また社会学的観点から取り上げる。医学的には笑いによるがん治療や免疫強化がある。精神学的には、笑いは悲惨な自身の状況を客観的にみることを助け、自我を保つ機能がある。社会学的には、コミュニケーションを円滑にするだけでなく、はみ出し者を笑うことにより社会的なスタンダードを形成するのを手助けする働きがある。

Conclusion

ジョークは人間関係を円滑にする働きだけでなく、人の成熟度をもはかることができる。また、ジョークやユーモアから生じる笑いは、人にとって様々な面から良い効果をもたらすものであるため、より一層人間生活から切り離せないものとなっている。