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過去の活動内容

「第7回夏休み理科教室」を開催しました

2022年8月10日

自然科学系技術部では令和4年度地域貢献活動第7回夏休み理科教室を8月4日(木)に開催しました。

当日は三重県内の小学生を対象として「炭酸ガスでラバランプ」というテーマを、教養教育4号館・物理学実験室および化学実験室で開催しました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、参加者を低学年・高学年15名ずつの抽選として実施するとともに、当日は検温の実施、マスク、手指消毒等を徹底して行いました。
また、低学年と高学年を別々の教室で開催することにより、説明の仕方を変えて、理解が進みやすいように工夫して実施しました。

参加者は液体の重さの違いなど必要な予備知識の説明を聞いた後、水に食紅で色をつけて、重曹やベビーオイルをスタッフのレクチャーを真剣に聞きながら準備していきました。最後にスポイトでクエン酸水を注ぎこむと『炭酸ガスでラバランプ』の完成です。

工作教室案内チラシ

液体の重さの違い

工作教室案内チラシ

ラバランプの様子

クエン酸水を入れた直後から発生する二酸化炭素による「シュワシュワ」・「ブクブク」に子どもたちは大興奮。反応が落ち着くまで保護者のかたとも一緒に出来上がったラバランプを楽しんでいただきました。

また、簡単な実験ノートも作成してもらい、楽しい思い出とともにしっかり知識を身につけていただきました。今回の理科教室の内容がお家でもできるキットをお土産としてお渡しさせていただいたので、お家でも上手に再現実験ができていることをスタッフ一同願っております。

工作教室案内チラシ
工作教室案内チラシ
工作教室案内チラシ
工作教室案内チラシ

実験中の様子

最後に行ったアンケートでも「楽しかった」「おもしろかった」「また来たい」と好評で、保護者からは「とても説明がわかりやすかった」「身近なものへの興味を持ってくれたと感じ嬉しく思った」「来年も是非参加したい」と嬉しいご意見をいただきました。

今回の理科教室は、子どもたちにとって理科を身近に感じ、興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。このような体験からの学びが、これからの時代を担う子どもたちの成長の一助になれば幸甚です。

次年度以降も子どもたちが楽しみながら学ぶことができるイベントを継続して開催していきたいと思います。


※個人情報保護のため、写真の一部を加工して掲載しております。