発表一覧

登録番号登録日発表者氏名所属機関・部署等
2017/11/13深澤 祐樹三重大学工学部 技術部
発表タイトル
三重大学における標的型攻撃メール訓練の実施について
発表要旨
 近年,特定の個人や組織を対象に,個人情報搾取や業務システムダウンを狙った標的型攻撃メールが増加傾向にある.これらは受信者心理の隙を突くソーシャルエンジニアリングという手法で,特定のサイトなどへの誘導を仕向ける形式が数多く見られる.三重大学では中期経営目標にて職員の自衛意識を高めるべく,標的型攻撃メール訓練の実施を掲げている.本発表では本学にて実施した標的型攻撃メール訓練について報告する.
登録番号登録日発表者氏名所属機関・部署等
2017/11/14黒田陽一朗三重大学工学部工学研究科技術部
発表タイトル
技術部ものづくり工房 3Dプリンタ関連業務 造形事例及び地域貢献活動に関する報告
発表要旨
 平成28年より三重大学工学部に3Dプリンタが導入され、技術部ものづくり工房ではその関連業務を担当している。今後の更なる支援業務展開に向け、これまでに対応した依頼等の事例について一部を紹介する。また平成28年8月には、技術部による夏休みものづくり体験セミナーの1テーマとして「3Dプリンタで最新のものづくりを体験してみよう!」を開始したため、その内容についても報告を行う。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/15 高木優斗 三重大学工学部・工学研究科技術部
発表タイトル
多段階最適化手法による空気巻き込み低減を目的としたダイカスト下方スプルー形状最適化
発表要旨
CFD(数値流体力学)とは,流体の運動に関する偏微分方程式を数値的に解くことで流体の解析を実現する技術である.さらにはCFDシミュレータの解析に基づく最適化手法も開発され,これをCFD最適化技術と呼ぶ.本報告では,鋳造法の一つであるダイカストに着目し,CFD最適化技術を用いて方案の最適化を行った.これにより,溶湯の温度低下を防ぎ空気巻き込みを生じさせない方案形状を導出した.
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/15 上尾 智洋 三重大学大学院生物資源学研究科附属紀伊・黒潮生命地域
フィールドサイエンスセンター技術部演習林グループ
発表タイトル
演習林生産販売品の新規開拓
発表要旨
平成29年度三重大学演習林では新規に演習林生産販売品の企画および販売を実施した。従来の木材販売とアマゴ販売に加えて、森林管理上(間伐・歩道整備等)の支障木となるシキミ・アセビ等を中心に天然資源を有効活用し商品化することに成功した(従来は現地にて廃棄処分)。また、フィールドサイエンスセンター事務・技術職員の協力を得て新たな販売先を調査・開拓した実績および今後の課題について報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/16 木野瑞萌 静岡大学 技術部 教育研究支援部門
発表タイトル
地域連携プロジェクト、自然観察会についての報告
発表要旨
静岡大学の静岡キャンパスは、山に囲まれ自然が豊かなキャンパスである。そこで、静岡大学地域連携応援プロジェクトの一つとして、キャンパス内の自然観察会を地域住民の方に向けて行った。この自然観察会は、植物、昆虫、野鳥の観察を同時に行う複合観察会を計画した。それぞれの分野で詳しい人が講師につき、私は野鳥分野を担当した。今回の発表では、1月と3月に2回行った観察会について報告を行う。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/17 中子 元芳 三重大学 自然科学系技術部
発表タイトル
共同利用施設における機器管理と機器講習会開催報告
発表要旨
三重大学オープンイノベーション施設機器分析部門では、各種分析用の共同利用機器を取り揃え、学内研究者の研究活動支援を行っている。様々な研究分野の方から利用される共同利用施設において、機器の保守・管理は大変重要である。本発表では昨年度より新たに整えられた保有機器の管理体制の紹介、機器の技術支援・利用促進のため開催した機器講習会の内容を中心に報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/17 石原真裕 名古屋工業大学 技術部 計測分析課
発表タイトル
ウルトラミクロトームを用いた超薄切片の作製
発表要旨
TEM観察用の超薄切片を作成する代表的な方法としてFIB法,イオンミリング法,電解研磨法,破砕法,ミクロトーム法がある.特にミクロトーム法は作業者の技量に大きく依存している.今回,日本電子が主催する電子顕微鏡試料作製セミナー・ミクロトームワークショップを受講したので紹介する.作製した切片をTEM観察するとコントラストが弱かったことから,染色法による観察についても紹介する.
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/20 黒澤 俊人 三重大学 自然科学系技術部
発表タイトル
免疫電子顕微鏡法におけるエクソソーム試料作製条件の検討
発表要旨
エクソソームとは細胞から分泌される直径50nmから150nm程度の脂質二重膜で形成される小胞である。近年,エクソソームは細胞間の情報を伝達する役割を担い,様々な病気に関わっていることが示唆されている。そこで血液中のエクソソームの存在を確認するために,電子顕微鏡撮影が必要となる。今回,新たに金コロイドによる免疫電子顕微鏡法を用いて撮影を行ったので,その試行錯誤の過程を報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
2017/11/20 吉田 智晴 三重大学大学院生物資源学研究科附属紀伊・黒潮生命地域
フィールドサイエンスセンター技術部農場グループ
発表タイトル
三重大学附属農場農産製造室改修報告
発表要旨
三重大学附属農場の農産製造室ではジャム類やシロップ漬けなどの缶詰製品・味噌・煎茶を製造してきたが施設・設備の老朽化が目立ち、設備の法令違反の箇所を指摘されるなど様々な問題が生じてきた。このため改修工事の要求を行った結果、平成25年10月から平成26年3月にかけて農産製造室の改修工事が行われた。改修工事にいたる経緯・取り組みから改修後の農産製造室について報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
10 2017/11/21 米倉 雄治 三重大学工学部工学研究科技術部
発表タイトル
ハードターニングにより生成する加工変質層について
発表要旨
従来、焼入鋼の仕上げ加工は、一般的に研削加工が行われてきた。近年、cBN(立方晶窒化ホウ素)工具の開発が進んだ事により、焼入鋼の仕上げ切削、所謂ハードターニングが可能となり、加工工数削減が可能となった。しかし、ハードターニングは被削材に与える歪や発熱が大きいため、加工変質層を生成することがある。今回、加工変質層が生成する切削条件を検討し試験を実施した。結果を報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
11 2017/11/21 脇田 幸子 三重大学 自然科学系技術部 医科学研究技術グループ
発表タイトル
ダウン症候群由来iPS細胞を用いた核型正常化の研究
発表要旨
ダウン症候群の人由来多能性幹(iPS)細胞を用いて、トリソミー21細胞の核型を後天的に正常化(ダイソミー化)する概念実証を目的として研究を進めている。その途中結果ではあるが、ゲノム改変を利用した核型正常化に成功し、ダイソミー21細胞を取得した。この細胞を解析することで3本の21番染色体における1塩基の違い(SNP)を同定しており、これまでの成果を報告する。
登録番号 登録日 発表者氏名 所属機関・部署等
12 2017/11/22 藤田 由紀子 三重大学 工学部・工学研究科 技術部
発表タイトル
個別研修「電子顕微鏡技術の修得」中間報告
発表要旨
工学研究科 技術部では、現在就いている又は将来就くことが予想される職に必要な知識、技術などの習得、必要な能力、資質等を向上させることを目的として、個別研修を申請することができる。そこで、多くの研究室が利用する電子顕微鏡の専門知識と技術修得を目指して、電子顕微鏡施設ご協力のもと2015年11月にスタートした、個別研修の進捗状況を報告する。