後藤研究室

教材生物

体内の構造を見ることができる水生動物の繁殖と教材化を進めています。

教材生物記事一覧

アメリカザリガニは、世界的には食材であり、教育や研究に広く用いられています。日本では外来種であることから駆除の対象になっていますが、私たちはアメリカザリガニの利点を生かして教材化を進めています。● 体色の多型アメリカザリガニの野生型の体色は一般的に褐色から赤褐色ですが、餌により体色は変化します。野生型以外の体色には、白、オレンジ、赤、青などがあります。ザリガニの体の体色のひみつ (世界通信教材学習...

メダカは愛好家が多く、研究動物としても日本を代表するものです。小中学校でも、「動物の誕生」に関する教材生物として日本では古くから扱われています。メダカの品種の中には、体が透明で、体内構造を見ることができるものもあります。パンダメダカと呼ばれている透明鱗メダカでは、鰓や心臓などを見ることができます。さらに色素が欠如した透明鱗のアルビノメダカでは、消化器官なども見ることができます。● 体が透けて見える...

研究用に透明な金魚が開発されていますが、2010年よりシルク和金を入手し、繁殖を進めています。小中学校での「動物の体のつくりとはたらき」の学習のにおける新しい教材生物といえます。

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