研究室(MAGN)の紹介

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ようこそMAGNへ

私たちはもともと物質の磁気的性質(magnetism)やスピントロニクスに関する理論的研究から出発しており、その省略形としてMAGNグループと称しております。現在は電子デバイスに使われる(使えそうな)物質・材料の設計やその物理的性質の予測を行っています。大学院生8名(博士後期課程3名、修士課程5名)と学部生8名が在籍しています(内留学生3名)。以下簡単な研究室の紹介ですが、研究室MAGNホームページに研究活動(Research)やメンバー(People)、国際交流活動(Global)を紹介しておりますので、そちらも合せてご覧ください。

研究室の研究活動

情報通信・エネルギー・環境技術を支える電子デバイスの材料とその物理的性質に関する基礎的・応用的研究を2つの流れで進めています。まず、物質の構造やその物理的性質を予測するための量子力学的計算手法(第一原理計算手法)を開発しています。オリジナル性の高い、世界的にも優位にある電子状態計算アルゴリズ(FLAPW法)を構築してきました。最近では、機械学習を使った計算機支援材料設計手法の開発も始めています。2つ目に、その応用的研究として、電子デバイスの材料設計と新しい物質探索のための計算機シミュレーションを行っています。例えば、記憶やモバイル通信における高速・高容量・低消費の電子デバイス材料、微小なウイルスや食品成分などを検知するセンサー材料、エネルギー変換を供する熱電やバッテリーなどのエネルギー材料の設計を行っています。

研究室の特色

研究室では国際交流活動にも力を入れています。国内の大学・研究機関に加え、アジア地域(インドネシア、韓国等)や欧米地域(アメリカ、イギリス等)の大学・研究機関との国際共同研究に展開させ、学生も、留学・海外インターンシップなどで海外研究機関・企業に滞在するなど、国際交流に活躍されています。

いづれかご関心があれば、いつでも研究室にお尋ねください。

第一原理計算(量子力学)のプログラムを作ってみたい

マテリアルズインフォマティクス(機械学習)のプログラムを作ってみたい

新しい電子デバイスの物質を設計してみたい

新しい物質を探索してみたい